歴代ジープはアクセルペダルとブレーキペダルの位置関係(前後方向)が悪く、
「運転しにくい!!」と言われています
※ブレーキペダルが手前にあり、アクセルペダルが奥にあります
シートポジションをブレーキペダルの位置に合わせると、
アクセルペダルに届かず、アクセルペダルの位置に合わせるとブレーキペダルが手前すぎて、
本来の踏力を発揮できない・・・と 微妙な位置関係なのです
何故こんな位置関係にしたかと言うと、戦時中はドライバーもブーツを履いて運転したそうです
咄嗟の操作時にブレーキとアクセルを同時に踏んでしまう誤操作を防止する為に
ブレーキを目一杯踏んでもアクセルペダルまで届かないように、
アクセルペダルを奥に設計したと言われており
確かに、足の大きなアメリカ人がブーツとか履いて運転していたら
アクセルもブレーキも一緒に踏んでもおかしくないな・・・と
妙に納得してしまいました
そう説明されれば確かに納得なのですが、だからと言って私はアメリカ人でもないですし、
足が長いわけでもないので、ここはやはりなんとかしたい!!
と、メカニックにお願いして作ってもらったのがコレ!!
以前にもちょこっとご紹介しましたが、
アクセルペダルにブラケットをかませ、アクセルASSYを手前に移動するブラケットです!
アクセルペダルASSYを外し、ブラケットを取付け車輌にセットします
このアクセルペダルASSYがセンサーになっており、
コンピューターとコネクタで接合されています
アクセルの踏み込み量を電気信号に変換し、コンピューターが燃料の噴射量を決定する
大事なセンサーになっています
取付けを誤ると、コンピューターにセンサー不良の信号が入力され、
エンジンがフケ上がらないなどのトラブルになります
そうなった場合、「スタースキャン」と言う、クライスラー・ジープ・ダッジ専用のテスターで
リセット、キャリブレーション(初期セット)作業が必要となります
こんな感じでアクセルASSYとブラケットを組付け、
その後、車輌にセットします
これで、アクセルとブレーキの位置関係も改善され、
なんの違和感もなく運転でき、ブレーキも本来の踏力を発揮でき、
いざと言うときのパニックブレーキも安心です♪
当初、通信販売も考えていたのですが、
取付けを間違った際のトラブルや、今までノーマルのブレーキ&アクセルペダルの
位置関係に慣れた方がこのブラケットを付けた時に
急発進になってしまうことを
考慮すると、通信販売ではなく、店頭にて充分ご説明をして、実際に取付けた車輌をご覧頂いて
ご納得して頂いてから取付けた方が安全と判断し、
今回、残念ながら通信販売は行わず
店頭販売のみとさせて頂きました
取付けはクライスラー・ジープ・ダッジ所沢、タイガーオートの2店舗で受け付けております
発売を楽しみにされていた方には申し訳ありませんが
事情を察しの上、ご理解賜りたいと思います
宜しくお願い致します
アクセルペダルアジャスターブラケット完成
2008年01月18日