〜JAFサイトからの転載です〜
自動車関係諸税の簡素化・負担軽減に関する署名活動を実施します
本部広報2011-50
平成23年9月2日
JAF(一般社団法人日本自動車連盟、会長田中節夫)は、
自動車関連団体で構成する自動車税制改革フォーラムなどと連携し、
自動車関係諸税の簡素化・負担軽減に関する署名活動を、
平成23年9月5日(月)より開始します。
人々の生活に欠かせない自動車には、9種類もの複雑で重い税金がかけられており、
特に、自動車の購入・保有段階(車体課税)に課せられている税は、
欧米諸国と比較すると約2〜49倍と過重なものとなっています。
また、地方では生活の足として、一世帯で複数台の自動車を持たざるを得ず、
自動車に係る税金が大都市圏と比べて大きな負担となっています。
こうした生活必需品であるクルマに課せられている複雑・過重な税負担の軽減や、
二重課税など不合理な税体系の是正を求める意見を「国民の声」
としてとりまとめ、政府・与党等へ提出するため、
JAFではホームページにインターネット署名サイトを設置するほか、
各支部窓口やイベント等で広く署名を呼び掛けていきます。
インターネットによる署名はコチラから
【前提条件】
?排気量1,800cc
?車両重量1.5t未満(1,320kg)
?JC08燃費値13.4km/L(CO²排出173g/km)
?車体価格180万円
?フランスはパリ、米国はニューヨーク市
?フランスは課税馬力8
?11年間使用(平均寿命)
?為替レートは1€=¥115、1£=¥137、1$=¥87 (2010/4〜2011/3の平均)
※日本のエコカー減税等の特例措置は考慮せず。
インターネットによる署名はコチラから
自動車取得税と自動車重量税は、即時廃止すべきです。
これらの税は、道路を整備するために自動者ユーザーが特別に負担してきましたが、
平成21年度からは国が自由に使える「一般財源」に変更されています。
また、自動車の取得時と保有時に二重に課税される制度となっており、不合理です。
(購入時には自動車取得税と消費税、保有時には自動車税・軽自動車税と自動車重量税を二重に課税)
ガソリン税、軽油引取税に上乗せされた旧暫定税率などは、当然廃止すべきです。
これらの税には、道路を整備するために必要な財源の不足分を補うため、
本来の税率を上回る税率(暫定税率)が課せられていましたが、
平成22年度から「当分の間の税率」と名前を変えて存続しています。
平成21年度の一般財源化によって課税する根拠がなくなったため、
上乗せされた旧暫定財率は当然廃止すべきです。
さらにガソリン税に消費税がかけられている仕組み(タックス・オン・タックス)も解消すべきです。
私は上記の主張の趣旨に賛同いたします。
詳しい内容はこちら(PDF)