ESP
新型ジープ・グランドチェロキーには、設計の段階から組み込まれた安全装備およびセキュリティ機能が装備されており、実用的な先進技術が盛り込まれています。
その中の1つとして、エレクトロニックスタビリティプログラム(ESP)がジープ・グランドチェロキーに初めて採用されており、あらゆる走行状況および条件下で、各ホイールだけでなく、総合的な車両の挙動を観察し、モニタリングします。このシステムは、ドライバーがステアリングによって意図した進路を、計測された車両の挙動と比較します。意図した進路から外れている場合、または挙動が不安定な場合は、ESPが作動し、エンジントルクを絞って、1つまたは2つ以上のホイールに対してブレーキ圧の制御を行い、車の進行方向の安定性を高めます。
電子制御始期ブレーキ圧分配システム
車速とドライバーによるブレーキペダルの踏力を測定し、それに応じてブレーキ圧を調整します。
まさに頭脳を持ったブレーキシステムだといえます。
5リンク式リヤサスペンション
コイルスプリングとガス充填式ショックアブソーバーを組み合わせた、トラックバーを含む5リンク式リアサスペンション。
コントロールアーム、トレーリングアーム、スタビライザーバーにより、コーナーリング時の安定したハンドリングをもたらします。
トランスファーケース
クォドラトラックII®トランスファーとクォドラドライブII®4WDシステム(オーバーランド、リミテッドに標準装備)があれば、オフロードでもオンロードでも、悪天候を始めとするあらゆる路面状況で、望みどおりの場所へたどり着くことができます。
独立懸架式フロントサスペンション
ショート/ロングアーム(SLA)構造、コイルスプリング装着のツインチューブタイプのガス充填式ショックアブソーバー、アッパー/ロアーコントロールアームおよびスタビライザーバー、さらにエラストマー製ジョウンスバンパーとの組み合わせで、シャープなハンドリングとスムーズな乗り心地を実現します。
4輪ディスクブレーキ
大型のブレーキパッドを備えた4輪ディスクブレーキは、圧倒的な制動力を生み出すとともに、ABSにより、あらゆる走行状態で最適な制動力を発揮します。
4輪トラクションコントロール(TCS)
ABSおよび4WDシステムとの連動により、ひとつのホイールから他のホイールへ、フロントアクスルからリアアクスルへとトルクを効果的に分配することが可能で、ホイールスピンを防ぎます。
電動格納式ヒーテッドパワードアミラー
付着した氷や雪を溶かしてドアミラーの曇を防ぎ、後方視界を確保します。
(オーバーランド、リミテッドはメモリー機能付)
エレクトロニック・ロール・ミティゲーション(ERM)
横転の危険性を感知すると、ERMが作動し、横転防止機構が自動的に働いてクルマの挙動を安定させます。