去る11月16日、赤白黄の3色にペイントされた見慣れない
ジープ・パトリオットが豊橋市でベールを脱いだ
実はこのクルマ、緊急自動車および道路維持作業用自動車として
同市に納車されたもので、2010年モデル ジープ・パトリオット スポーツが
ベースとなっている。
ボディを覆う外装色は黄色、フロントとリアのバンパー部分に
赤白の斜線をあしらっているほか、ルーフには回転灯＆サイレンを備え、
緊急自動車ならびに道路維持作業用自動車としての
指定を受けるための装備がなされている。
豊橋市の道路管理を目的に『道路パトロールカー』として使用されるほか、
地震などの災害時には緊急車両として出動する。
「当然、災害が起きないにこしたことはありませんが、
万が一のために万全を尽くすという意味では、
このパトリオットが加わってとても心強く感じます」と
佐原光一豊橋市長は、同市役所前で行われた
パトリオット納車式の挨拶で語った。
またクライスラー日本の七五三木敏幸社長も「今回のパトリオットが
クライスラー日本にとって初めての官公庁への納品となりましたが、
公共の目的のために選んでいただいて大変光栄に思います」と話した。
ちなみに、クライスラー日本の車両はすべてこの豊橋市の埠頭で陸揚げされ、
隣接する新車整備センターでの整備を経て、
全国のクライスラー販売店へ配車されている。
1999年7月の整備開始から2010年10月末までに整備された台数は
累計54,440台を数える。
緊急車両バージョン Ｊｅｅｐパトリオット
2010年11月21日
