全国交通安全運動実施中
「春の全国交通安全運動」が4月6日土曜日から全国各地で展開されています。
埼玉県内では高齢者の自転車乗用中の交通死亡事故が多発していることから、
「高齢者の自転車乗用中の交通事故防止」を運動重点とし、運動を実施しています。
人も車も自転車も、交通ルールを守って、交通事故をなくしましょう。
平成25年春の全国交通安全運動埼玉県実施要綱
目的
本運動は、広く県民に交通安全思想の普及・浸透を図り、
交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を習慣付けるとともに、
県民自身による道路交通環境の改善に向けた取組を推進することにより、
交通事故防止の徹底を図ることを目的に実施します。
運動動の進め方
推進機関・団体は、この要綱に基づき、相互に連携・協力し合って、
それぞれの実情に即した効果的な活動を行い、
全ての県民の自主的な参加が得られるような県民運動として展開します。
スローガン
人も車も自転車も 安心・安全 埼玉県
運動重点
運動の基本
○子どもと高齢者の交通事故防止
全国重点
○自転車の安全利用の推進(特に、自転車安全利用五則の周知徹底)
○全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底
○飲酒運転の根絶
埼玉県重点
高齢者の自転車乗用中の交通事故防止
市町村重点
市町村の交通安全対策協議会等は、上記の重点のほか、
地域の交通事故実態等に即して必要があるときは市町村重点を定めます。
運動期間
平成25年4月6日土曜日から15日月曜日までの10日間
統一行動日
4月 6日土曜日 街頭広報の日
4月10日水曜日 交通事故死ゼロを目指す日・自転車安全利用の日
4月14日日曜日 飲酒運転根絶の日
主な推進事項
子どもと高齢者の交通事故防止
子どもとその保護者及び高齢者の交通安全意識の高揚を図るとともに、
子どもと高齢者に対する保護意識を醸成する。
家庭では…
○「もしかして・とまる・みる・まつ・たしかめる」を合言葉に、
子どもに交通ルールやマナーを守る態度を身に付けさせましょう。
○通学路を子どもと一緒に歩くなど、具体的な場面で安全な通行方法を教えるとともに、
子どものお手本となる行動をとりましょう。
○高齢者に交通安全教室への参加を促すとともに、
高齢者と交通安全について話し合う機会を設けましょう。
○夕暮れ時や夜間に外出するときは、明るい色の衣服や反射材を身に着けるよう、
声を掛け合いましょう。
高齢者は…
○交通安全教室に積極的に参加し、交通ルール等を再確認しましょう。
○自己の運動能力や身体機能の変化を認識し、ゆとりを持って行動しましょう。
○道路を横断するときや、交差点を通行するときは十分に安全を確認しましょう。
○70歳以上の運転者は、高齢運転者標識(高齢者マーク)を付けましょう。
○夕暮れ時や夜間に外出するときは、明るい色の衣服や反射材を身に着け、
運転者からよく見えるようにしましょう。
自動車等の運転者は…
○子どもや高齢者の行動の特徴を理解し、一時停止や徐行をするなど、
思いやりのある運転を心掛けましょう。
○幼稚園や学校などの周辺では、十分に速度を落として安全運転を徹底しましょう。
また、通学時間帯にスクールゾーンを通行するのはやめましょう。
○高齢者マークを付けている自動車を見かけたら、その動きに注意し、
思いやりのある運転を心掛けましょう。
地域では…
○会合や行事の機会を活用し交通安全教室を行うなど、
地域の交通安全意識を高揚しましょう。
○地域住民を主体とした交通安全総点検を実施して地域内の交通危険箇所を把握し、
その解消に努めましょう。
学校・幼稚園等では…
○新入園児・児童等に交通ルールやマナーを習得させるように努めましょう。
○保護者を交えた交通安全総点検を実施し、通学路などの交通危険箇所を把握し、
その解消に努めましょう。
職場では…
朝礼や行事の機会を活用し、子どもと高齢者に対する思いやりのある運転を指導しましょう。
自転車の安全利用の推進(特に,自転車安全利用五則の周知徹底)
「埼玉県自転車の安全な利用の促進に関する条例」に基づき、
自転車利用者の交通安全意識を高揚し、
交通ルールの遵守と交通マナーの向上を促進することにより、
自転車乗用中の交通事故防止と自転車利用者による危険・迷惑行為を防止する。
家庭では…
○自転車も車両であることを認識し、交通ルールを守らない場合の危険性や、
事故を起こしたときの責任の重さなどについて話し合いましょう。
○幼児や児童が自転車を運転するときや、幼児や児童を自転車に乗せるときは、
ヘルメットを必ず着用させましょう。
○悪天候のときなどは、なるべく利用を控えるよう声を掛け合いましょう。
自転車の運転者は…
○車道が原則、歩道は例外です。車道では、左側端に寄って通行しましょう。
○やむを得ず歩道を走る場合は、歩行者優先を遵守し、車道寄りを徐行しましょう。
○交差点では信号を守り、一時停止・安全確認を必ず行いましょう。
○飲酒運転・二人乗り・並進・傘差し・携帯電話やイヤホンの使用などの危険な運転は
絶対にやめましょう。
○定期的に自転車の安全点検・整備を行いましょう。
○自転車が加害者となり、重い損害賠償責任を求められる事故が発生しています。
賠償責任保険に加入しましょう。
○夕暮れ時や夜間に自転車を利用するときは、明るい色の衣服や反射材を身に着け、
必ずライトを点灯しましょう。
自動車の運転者は…
○自転車の行動の特徴を理解し、急な車道への飛び出しなどの危険を予測して運転しましょう。
○自転車のそばを通るときは、自転車との間隔をあけるか、徐行しましょう。
○交差点では、左折時の巻き込み事故や、右折時の衝突事故を防ぐため、
死角に自転車がいるかもしれないと常に意識し、安全確認を必ずしましょう。
○自転車も車道を通行します。路上駐車は、自転車の通行の妨げにもなりますのでやめましょう。
地域では…
会合や行事の機会を活用し自転車交通安全教室を行うなど、
地域の自転車マナーアップを図りましょう。
学校では…
○児童に対し、自転車に乗る場合はヘルメットを必ず着用するよう指導しましょう。
また、生徒に対しては、ヘルメットの着用を勧めましょう。
○自転車も車両であることや、交通ルールを守らない場合の危険性、
事故を起こしたときの責任の重さなどについて指導しましょう。
○児童に対し、自転車で歩道を走る場合は歩行者優先で車道寄りを徐行するなど、
自転車の正しい乗り方について指導しましょう。
○保護者に対し、児童や幼児を自転車に乗せる場合は、
ヘルメットを必ず着用させるよう勧めましょう。
職場では…
自転車利用者に対して、自転車の安全な利用について指導しましょう。
全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底
全ての座席におけるシートベルトとチャイルドシートの正しい着用を徹底し、
交通事故発生時における被害の防止・軽減を図る。
シートベルトは…
○運転者は、同乗者全員が正しくシートベルトを着用していることを確認しましょう。
○同乗者は、自ら進んでシートベルトを着用しましょう。
チャイルドシートは…
○幼児には必ずチャイルドシートを使用し、体格に合ったものを正しく使用しましょう。
○児童がその体格によりシートベルトが正しく着用できないときは、
チャイルドシートを使用しましょう。
飲酒運転の根絶
運転者を始め広く住民に対し、飲酒運転の悪質性や危険性、
飲酒運転による交通事故の悲惨さを訴えて意識改革を進め、飲酒運転を根絶する。
家庭では…
飲酒運転の危険性や悪質性、飲酒運転による交通事故の悲惨さについて話し合い、
飲酒運転は「しない、させない、ゆるさない」を徹底しましょう。
運転者は…
○飲酒運転の危険性を認識し、飲酒運転が悪質な犯罪であることを自覚しましょう。
○飲酒運転は絶対に「しない」という強い意志を持ちましょう。
○二日酔い運転も飲酒運転です。絶対にやめましょう。
○飲酒を伴う会合などには車両を運転して行かないようにしましょう。
酒類を提供する飲食店では…
車での来店を確認するなど、飲酒運転は「しない、させない、ゆるさない」を合言葉に、
運転者に酒類を提供しないよう徹底しましょう。
地域では…
○会合や行事の機会を活用し、飲酒運転の危険性や悪質性、飲酒運転による
交通事故の悲惨さを訴え、飲酒運転を「しない、させない、ゆるさない」地域をつくりましょう。
○酒類を提供する飲食店などと協力して、地域から飲酒運転を根絶しましょう。
職場では…
○飲酒運転の危険性や悪質性、飲酒運転による交通事故の悲惨さを訴え、
飲酒運転は「しない、させない、ゆるさない」職場環境をつくりましょう。
○アルコール検知器を活用するなど、飲酒運転の防止を徹底しましょう。
高齢者の自転車乗用中の交通事故防止
「埼玉県自転車の安全な利用の促進に関する条例」に基づき、
高齢者の交通安全意識を高揚し、交通ルールの遵守とマナーの向上を促進することにより、
高齢者の自転車乗用中の交通事故を防止する。
家庭では…
○高齢者が自転車に乗るときは、ヘルメットの着用を促すとともに、
十分に安全を確認するよう声を掛けましょう。
○自転車に反射材を付けるなど交通安全対策を講じるよう助言しましょう。
○悪天候のときや夜間などは、なるべく利用を控えるよう声を掛けましょう。
自転車を運転する高齢者は…
○自転車に乗るときは、ヘルメットを着用しましょう。
○自転車交通安全教室に積極的に参加し、自転車の交通ルール等を再確認しましょう。
○自己の運動能力や身体機能の変化を認識し、
運転技能を過信せずに慎重な運転を心掛けましょう。
○自宅付近の通り慣れた道でも、油断せず十分に安全を確認しましょう。
○道路を横断するときは…
・信号機のある場所で横断しましょう。
・左右の安全をよく確認して、自動車等が見えたら横断するのはやめましょう。
・左側から来る自動車等には、特に注意しましょう。
・自動車の直前・直後の横断はやめましょう。
○見通しの悪い交差点を通行するときは、徐行又は一時停止をして
十分に左右の安全を確認しましょう。
自動車等の運転者は…
高齢者を見かけたら、スピードを落とすなど思いやりといたわりを持った
慎重な運転を心掛けましょう。
地域では…
会合や行事の機会を活用し自転車交通安全教室を行うなど、
地域の高齢者の交通安全意識を高揚しましょう。
イベント
平成25年春の全国交通安全運動出発式
【日時】平成25年4月5日金曜日 午後2時から概ね1時間
【場所】さいたま水上公園駐車場内(上尾市日の出4丁目)
【主催】埼玉県警察
【内容】埼玉県警察カラーガード隊演技、白バイ隊デモンストレーションほか
平成25年春の全国交通安全運動啓発活動
【日時】平成25年4月5日金曜日午後2時30分から午後4時まで
【場所】ショーサンプラザ1階センターコート(JR高崎線上尾駅西口)
【主催】埼玉県警察、埼玉県
【内容】高齢者・子ども向け自転車用ヘルメットの展示、反射材展示・効果体験、
「勝手に埼玉応援隊」にゃんたぶぅミニコンサート
※上記の「出発式」と「啓発活動」につきましては、雨天の場合は、
ショーサンプラザ1階センターコート(JR高崎線上尾駅西口)で内容を変更して行います。
時間は午後2時から午後4時までです。
自転車用ヘルメット抽選会なども行いますのでぜひお越しください。
「自転車安全利用の日」指導啓発活動
【日時】平成25年4月10日水曜日午後3時から午後4時
【場所】JR大宮駅西口(ソニックシティ)周辺
【主催】埼玉県警察本部交通企画課、大宮警察署、埼玉県、さいたま市
【内容】自転車利用者等に対する指導啓発
「飲酒運転根絶の日」啓発活動
【日時】平成25年4月14日日曜日午前11時から午後3時まで
【場所】埼玉スタジアム2002公園南広場県政PRブース
【主催】埼玉県、埼玉県警察
【内容】飲酒状態疑似体験、反射材展示・効果体験ほか
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参考にさせていただきますので、ご協力をお願いします。
このページに関するお問い合わせ先 県民生活部 防犯・交通安全課
〒330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂3丁目15番1号第3庁舎1階
※1 犯罪被害者支援担当の住所はこちら⇒
〒336-0027さいたま市南区沼影1-10-1ラムザタワー3階(武蔵浦和合同庁舎)
※2 交通事故相談所の住所はこちら⇒さいたま市浦和区高砂3丁目15番1号第2庁舎1階
総務・企画担当
Tel:048-830-2958
Fax:048-830-4757
平成25年春の全国交通安全運動実施中(4月15日まで)
2013年04月7日