新型車 ジープ・パトリオットを8月25日(土)より発売
〜 伝統的なジープ スタイリングとクラストップの性能 〜
ジープブランド初のコンパクトSUVである新型車「ジープ・パトリオット」を8月25日(土)より発売いたします。
66年以上にわたりオフロードの代名詞としてSUVの世界をリードしてきたジープブランド初のコンパクトSUVは、伝統的なジープ デザイン、室内のフレキシビリティ、卓越した燃費効率、ハンドリング、4×4システムをはじめ、サイドカーテンエアバッグやエレクトロニック・スタビリティ・プログラム(ESP)、エレクトロニック・ロール・ミティゲーション(ERM)などの充実した安全装備も採用、ジープ・パトリオットの価値をいっそう高めています。コンパクトSUVの手頃な価格でお求めいただける高性能のジープとなります。パトリオットは万能、本物、自由、冒険というジープブランドが追求するコアバリューを受け継いでいます。
ジープ・パトリオットは、シンプルでしかも独特な幾何学的形状と平面によって、時を超えたデザインを組み 合わせることで、堅牢、強固、すぐれた走破性というオフロードのイメージを強調しています。フロントマスクは 伝統的なジープブランドのトレードマークとなっている7本縦型スロットグリルや貝殻のようなエンジンフード、頑丈なバンパー、丸型ヘッドライトを備えています。ボディ同色バンパーはグリルと一体化し、すぐれた質感を演出しています。強固なフロントウィンドウと垂直なリアガラスが独自の外観を形成し、さらに、台形のホイールアーチにより、ジープの伝統的なボクシーなサイドビューを強調しています。
さらに、サイドビューカメラを装着することにより、スマートなボディラインを実現しています。左ドアミラーに 埋め込まれたサイドビューカメラによりドアミラーでカバーできなかった左フロントタイヤ付近からボディ側面の 路面を映し、歩道との段差や路肩の溝とタイヤのすき間なども確認できます。このサイドビューカメラで撮った 映像は左フロントドア内側に取り付けられたモニターに映し出されます。左フロントドア内側のモニターはドアミラー近くに装着されているため、左側確認時に同時に見ることが出来ます。
パトリオットの室内は2グレードとも、明暗のツートーンカラーと、インストルメントパネルおよび多機能のセンターコンソール、そして多目的なシートアレンジを採用しています。リアシートは60:40分割可倒式リアシートを 採用し、リクライニング機能を装備することで、フレキシビリティと快適性をいっそう高めました。さらに、助手席のシートバックを前に倒すとテーブル面として多目的に利用できるほか、スキー板などの長尺物の積載に便利な可倒式助手席を採用しています。
室内の広さとフレキシビリティに加え、リミテッド モデルには標準装備のリフトゲートに内蔵のスイング式スピーカーを2基搭載。リフトゲートを開き、スピーカーを下ろして後ろに向きにすれば、テールゲートパーティなど、さまざまなアウトドアアクティビティでも活躍します。さらに、カーゴ スペースのルーフに設けられ、ルームランプから引き抜いてフラッシュライトとして使用できる充電式脱着カーゴルームランプを2グレードとも装備しています。
インストルメントパネルには便利な収納部を設け、利便性を高めました。グローブボックスのスイング式のフタを開くと、仕切りのない大きなスペースがあり、オーナーズマニュアルなどの書類を収納できます。また、グローブボックスの上には物を出し入れしやすいよう、フタのない収納部を設けています。
スポーツ モデルのクロス シートには、固めのボルスターとバックパネルでスポーツ性を強調したパターンを あしらった汚れがつきにくいYES EssentialsRプレミアムシートを、リミテッド モデルにはレザーシートを装備しました。運転席は高さ調節機能付きで、すぐれた快適性と視認性を実現しています。
ジープ・パトリオットのパワートレインは、世界水準の性能と燃費効率、なめらかな走りを実現しています。エンジンには2.4 L ワールドエンジンに、デュアル可変バルブタイミング(VVT)を搭載することで、全速度域でトルクを最適化し、デュアルVVTを持たないエンジンに比べ、パワーおよび燃費、滑らかさの向上と静粛化を図っています。性能については、クラスの最高水準を達成することを目指し、最高出力125 kW(170 ps)、最大トルク220 N・m(22.4 kg-m)を達成しました。
このエンジンは、ダイムラー・クライスラー、ヒュンダイモーターカンパニー、三菱自動車工業の3社による合弁会社グローバル・エンジン・マニュファクチャリング・アライアンス(GEMA)により開発され、先代エンジンに比べて 燃料消費率を約5 % 高め、世界最高水準の4気筒に匹敵する経済性を達成することを目指しています。
トランスミッションには、無段変速トランスミッションCVT2が採用され、快適なエンジン レスポンスと正確なレシオ コントロールを実現し、従来の4速オートマチック トランストランスミッションに比べて燃費が6〜8%向上します。
パトリオットの4×4システムには、フリーダム ドライブI を搭載しており、ロック モード付きフルタイム アクティブ4×4システムで、悪天候時やトラクションの低い走行面でも1年を通じて確実な走りを約束します。このアクティブ4×4システムは日常の走りに最適で、とくに雨や少量の積雪など、滑りやすい路面で威力を発揮します。また、深い雪や砂など、トラクションの低い状況で4×4ロック モードが使えるロック式センター カップリングを備えています。この4×4ロック モードでは、電子制御カップリング(ECC)が最大のトルクをリアホイールに最大60 % 伝え、トラクションを改善します。
リアディファレンシャルに搭載されたECCシステムは、ビスカス カップリングやジェローター システムに比べて調整がしやすいうえ、よりフレシキビリティで精度が高く、しかも軽量であるというメリットがあります。ECCは、 2段階クラッチ システムによりトルクをリアホイールへ伝えます。また、制御モジュールで車速、回転半径、ホイール スリップを計算し、これに応じたトルクの伝達を行い、エレクトロニック・スタビリティ・プログラム(ESP)、アンチロック ブレーキ(ABS)、ブレーキ トラクション コントロールとの高度な相互作用により、必要な量のトルクを確実に伝達します。これによって、ハンドリングおよびトラクション特性が改善されます。
ポンプや粘性の大きい液体を用いてトルクを伝達する他のオンデマンド4×4システムとは異なり、パトリオットの4×4システムは起動の際、前後アクスル間のスリップを必要としません。また、最新の電子制御を駆使して、より大きなトラクションが必要とされる状況を先取りし、出力をリアホイールへ自動的に伝えることでホイール スリップに対処します。このシステムは、必要な場合にのみ動作し、パワーロスの要因となる摩擦や慣性力を最小限に抑えることで、燃費の向上に貢献します。
安全面では、ABS(アンチロック ブレーキング システム)、BTCS(ブレーキ トラクション コントロール システム)、ERM(エレクトロニック・ロール・ミティゲーション)付きESP(エレクトロニック スタビリティ プログラム)をパトリオットに標準装備しました。また、ESPシステムは、様々な路面状況における過酷なドライビングで、ドライバーが 進路をキープする操作を補助し、ロールを電子的に抑制し、横転を防止させ、すぐれたアクティブセーフティを 実現しています。フロントシート サイドエアバッグ、フォースリミッター 付プリテンショナー フロントシートベルトなども標準装備され、乗員の保護性能も高めています。
新型車 ジープ・パトリオットには、従来の新車登録時から3年間または6万kmの車両保証と「24h FOR YOU」アシスタンスサービス(新車登録時より3年間。走行距離無制限)に加え、Chrysler & Jeep 「メンテナンス フォー ユー」のベースパッケージが無料で全車に標準で適用されます。このパッケージは、新車登録日から3年間に亘る契約期間中に走行距離無制限で、法令で定められた12ヶ月目、24ヶ月目の法定定期点検の実施、また、エンジンオイル、オイルフィルター交換を規定の回数行います。
<2007年モデル ジープ・パトリオット メーカー希望小売価格(消費税込み)>
ジープ・パトリオット スポーツ メーカー希望小売価格 2,940,000円
ジープ・パトリオット リミテッド メーカー希望小売価格 3,297,000円
※上記のメーカー希望小売価格は、付属品価格、税金(消費税を除く)、保険料、登録に伴う諸費用を含まない車両本体価格です。また「自動車リサイクル法」に基づく、リサイクル料金が別途必要となります。