昨年、アメリカ本国で発売され、大人気の2011年モデル新型グランドチェロキー
販売台数も好調のようで、対前年68%アップと、
ジープ販売の牽引役となっているようです!
今回のモデルチェンジで4代目となるグランドチェロキー
その歴史を探ってみたいと思います
こちらは、2003年に訪れたときの写真
ウォルター・P・クライスラー博物館に展示されている
グランドチェロキーのプロトタイプです
1987年にAMCを買収したクライスラーの
CEO アイアコッカの試作車再開発が命じられ、
1992年のデトロイト・オートショーで発表されました
(※写真は後期型)
初代グランドチェロキーが発売されたのが、1993年
実用に適した機能性と、オンロード性能を両立した
プレミアムSUVのセグメントを開拓しました
大きすぎず、小さすぎず適切なボディーサイズと、
パワフルなエンジン、豪華さと性能の全てを満たし、
多くの方を4WDの世界へ誘いました
エンジンは直6 4000ccとV8 5200ccの2機種が日本へ導入されました
本国ではV8 5900ccもラインナップされていました
こちらが2代目グランドチェロキーWJです
1999年に発売され、日本でも大ヒットしました
直線基調の先代グランドチェロキーからイメージを替え、
丸みを帯びた斬新なデザインと高級感あるインテリアが
多くの人の心を捉えました
また新開発のエンジン&ミッションを搭載し、プレミアムSUVの地位を盤石のものとしました
2005年から発売された3代目グランドチェロキーWH
フロント独立懸架サスペンションを採用し、よりオンロード志向が強くなったモデルです
エンジンもV8 5700ccHEMIエンジンが搭載され、パワー&省燃費を実現
ダイムラーと共同開発されたモデルで、ボディー剛性の向上により、
NVHのが格段に改善されました
また、ESP(横滑り防止装置)や、マルチステージエアバックの標準装備など
アクティブセーフティー&パッシブセーフティーにも最善を尽くしました
WHの追加モデルとして、2007年から毎年、数十台が輸入された
グランドチェロキーSRT8
426psの6.1HEMIを搭載したモンスターマシン
「ポルシェ・カイエンキラー」として発売されたSRT8は、0-100 km加速をわずか5秒で達し、
専用サスペンションやブレンボキャリパーなど、スポーツカー顔負けの実力を発揮しました
-2011年新型グランドチェロキーWK-
グランドチェロキーの歴史 -1-
2011年01月12日