サンバイザーの電気配線に関わる改善措置
クライスラー日本株式会社は、平成26年12月25日にクライスラー/ジープ/ダッジ車につきまして
下記のリコールを国土交通省へ届け出ました。
ご愛用の皆様には、大変ご迷惑をおかけして誠に申し訳ございませんが、
対象車両をお持ちのお客様は、お早めにお車をご購入いただいた
クライスラー・ジープ正規ディーラーもしくは最寄りの
クライスラー・ジープ指定サービス工場へご連絡いただき、
修理(無料)をお受けいただければ幸甚に存じます。
オーナーの皆様には案内状を送付させていただきますが、
大変ご迷惑をお掛けいたしましたことを、 心からお詫び申し上げます。
■改善措置区分
種 別: リコール
対策番号: 外-2132
■不具合の内容
サンバイザやルーフトリムに関わる整備作業時において、バニティミラーランプ配線を
必要以上に引き出した後、当該配線の位置を確認せずにサンバイザをスクリュで固定した場合、
当該配線が損傷することがある。
そのため、ショートが発生して(バニティミラーランプが点灯せず)、
最悪の場合、火災に至るおそれがある。
■改善の内容
全車両、左右サンバイザのバニティミラーランプ配線を点検し、損傷がある場合は、
配線を修理したうえで、当該配線を固定するブラケットを対策品に交換する。
損傷がない場合は、当該配線を固定するブラケットのみを対策品に交換する。
■改善箇所説明図
改善箇所説明図(pdf)
■対象車両
<注意>
車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれます。
輸入期間は、ご購入時期とは異なります。
お客様のお車が対象車両かどうかにつきましては、
ご購入いただいたクライスラー・ジープ正規ディーラーもしくは
最寄りのクライスラー/ジープ指定サービス工場へお問い合わせ下さい。
最近の改善措置(リコール等)の対象車種およびその内容が一覧からご確認いただけます。
リコール制度とは?
同一の型式で一定範囲の自動車又は特定後付装置について、
道路運送車両の保安基準(国土交通省令)に適合していない
又は適合しなくなるおそれがある状態であって、かつ、その原因が設計又は製作過程にあると
認められるときに、自動車メーカー等が、保安基準に適合させるために
必要な改善措置を行うものをいいます。
改善対策制度とは?
リコール届出と異なり道路運送車両の保安基準に規定はされていないが、
不具合が発生した場合に安全確保及び環境保全上看過できない状態であって、
かつ、その原因が設計又は製作過程にあると認められるときに、自動車メーカー等が、
改善のための措置を行うことをいいます。
サービスキャンペーンとは?
リコール届出や改善対策届出に該当しないような不具合で、安全確保
及び環境保全とは直接関係のないものについて、必要な改善措置を行うことをいいます。
●国土交通上 リコール・改善対策の届出
●自動車のリコール・不具合情報